職場でいじめにあった時の対処法

派遣会社に登録して派遣社員として働く人は増加傾向にあります。派遣社員の場合、時間に融通が利くということがメリットですが、その一方で職場でのいじめにより離職する人も増えているようです。

特に介護職は女性が多い職場であるため、その傾向が強いようです。指導する際に口調がきついことでいじめと捉えられてしまうこともありますし、集団で仲間外れにされたり陰湿ないじめを受けることもありえます。

特に介護の現場では、介護福祉士など専門の資格を持つ方がリーダーとなりますが、20代後半の女性がリーダーになり、40代、50代の非正規の人が部下になるというケースも少なくありません。この時、若い上司に対する反発や、年上の部下に対して仕事がでいないからといじめに発展する場合もあるようです。

また、介護職のリーダーは、責任感が強い反面、口調も荒くなり気も強い方が多いですので、厳しい指導がいじめのように捉えられてしまうこともあります。もちろん、部下を育てるために厳しく指導している場合もありますが、ただ単に自分のストレスをぶちまけているだけの職員も存在しますので、労働基準監督署に職場の状況を伝えてみる措置を取ってみても良いでしょう。労基から指導を入れてもらうことで、職場のいじめが収まるケースもあります。

また、場合によっては、転職することも対策法だと言えます。いじめが深刻化して耐えられない状況になったならば、まずは環境を変えることが大切です。介護の職種は求人が多いことが特徴なので、いじめの酷い職場に留まり続けるよりも、早めに転職して自分を守った方が良いでしょう。
◆いじめ問題に悩んでいる派遣社員の方へ→派遣の人間関係に悩んだら見るサイト